肺気腫症状の原因と治療

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肺気腫症状

肺気腫症状ですが、運動をするとすぐに息が切れてしまうという症状は、年齢を感じる要素の一つですが、年齢による体力の低下だけではなく、軽い運動でもすぐに息が切れてしまう場合は、体力の低下の他、肺気腫の可能性を疑う必要があります。

 

肺気腫症状は通常の生活をしていますと、あまり耳にすることのない症状ですが、ごく身近な病気であることも事実で、主な原因は遺伝的なものもありますが、ほとんど場合は喫煙が原因となっています。

 

肺は、簡単に言いますとスポンジ状になっていて、肺胞と言われる小さな穴が空気を取り込んで呼吸を行いますが、タバコを吸い続けることでこの肺胞が壊れ、スポンジ状の穴が大きく開いてしまうようになるのです。
肺胞が大きく広がって、十分な空気を取り込むことが出来なくなり、少しの運動でも息が切れてしまうようになるのが肺気腫と言われる症状です。

 

肺気腫の症状の度合いは個人差があり、軽度の場合であれば気になるほどではなく、最近年を取ったな、と感じる程度の息切れで済みますが、重度の肺気腫の場合、階段を上り下りしただけで息が切れてしまうようになりますし、肺気腫の症状の一つで慢性的な咳と言うものもあります。
風邪を引いたわけでもないのに咳が出てくると言う場合、肺気腫の可能性がありますので、一度病院で診察して貰うことをおすすめします。

 

肺気腫になる原因は喫煙が最も多い要因になっていますが、受動喫煙などが話題にもなりましたが、喫煙者だけではなく副流煙によって、身近な方の肺胞まで破壊されてしまった結果、生活を共にし副流煙を吸い込みやすい環境にある家族にも軽度の肺気腫の症状が出る場合があります。

 

全ての喫煙者が肺気腫になるというわけではありませんが、一度肺気腫になって肺胞が破壊されてしまいますと二度と肺胞は再生することがありませんので、息切れと生涯付き合っていくことになります。

 

肺気腫症状がどのタイミングでなるのかは、喫煙期間の長さや体質などによっても大きく変わってきますから、出来るならば早いうちに禁煙をして肺気腫になる前に原因を極力なくしていく必要があります。

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